●シンシナティの町にやってきたバファロー・ビルの西部ショー一座。
町に住む野性的な少女アニー(ベティ・ハットン)は、射撃の競技で一座の看板スター、フランク(ハワード・キール)を負かして憧れの一座に入り、
やがてフランクとも結ばれる。しかし、アニーの人気が高まるにつれてフランクは屈辱感を覚えるようになり、商売敵の一座へと転じる。
そして二人は、ニューヨークで再び対決することになるのだが…。
アニー役のベティ・ハットンがすばらしい。
すばらしいガラッパチっぷり。この人私の知人に動きとかが似ていて、
とても親近感が湧いてます(個人的に)
コブシのきいた歌も、ドンくさいラブ加減も素敵。
相手役のハワード・キール。
でかくて低い声なので、かなりハイリハイリフレハイリホーな感じ。
自分だいすきっぷりがとても良く出ている。(ほめてるのかそれ…)
インディアン差別気味のネタのせいで、今までDVD出なかったとゆー噂もあったけど(※注;本当はアーヴィング・バーリンの権利の関係らしいです)
むしろこの映画アメリカ先住民の方々、『悪役商会』の感覚ですよ。
「じゃ、この場面はあなた達は郵便馬車を襲う役をやってくださ〜い」
「は〜い」「くれぐれも怪我に気をつけて〜。じゃ、かいさ〜ん!」
って感じ…クールだ。
ちなみに特典映像で、ジュディ・ガーランド版の場面も入ってますが
こちらは華やかで都会的なので、ベティ・ハットンの泥臭さのほうが
アニーとしては良かったと思う。
だっていかにもカモメとか撃って食ってそうなんだもん!ベティ・ハットン!