パブリックドメイン

+PD DVD REVIEW+

最近よく見かける､パブリックドメインDVDの
簡単な仕様比較と個人的感想です。
順次追加予定。
　

　

■販売元リンク■
PD CLASSIC　http://www.e-pdc.tv/
コスミック　http://www.cosmicpub.jp/

オフィスワイケー　※通販サイトより
http://www.rakuten.co.jp/ctclub/671285/

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踊る大紐育
コスミック出版　\500 ■会社ロゴ画面：なし ■チャプター選択場面：なし ■字幕：ON/OFFなし ■画像など：本屋で見かけるシリーズの初期ですね。画像はちょっと下が切れています。デジタル時計の表示が見えないのです。色は滲んでいて､粒子も荒いです。 (最近のはコスミックも画像デジタル処理になったようだけど) 古いレンタルビデオレベル… チャプターは曲の最中に入っていたり､片手間な作業の香りが致します(笑) 2000円～1500円で正規版が出ているのでそちらをオススメしますが､日本語字幕は 500円版のほうが良くできてます。正規版…変な訳があるんだよね… ※映画ページに感想あり。


ロビンフッドの冒険
コスミック出版　\500 ■会社ロゴ画面：なし ■チャプター選択場面：なし ■字幕：ON/OFFなし ■画像など：画像は割合シャープになって色も鮮明です｡鮮明すぎて目に痛い配色… オープニングの一部が消されて説明文になってます。最後はブチっと切れて音が途中で終わってしまいます。しかし500円DVDとして内容を楽しむ分には充分だと思います。ジャケットのセンスは相変らず最悪ですが… エロール･フリンの飄々さと軽さと押しの強さがスバラシイ。少年まんがみたいなヒーローです。オリヴィア･デ･ハヴィランドも可憐～(本人演技派志向だったようですが)


雲流るるままに
コスミック出版　\500 ■会社ロゴ画面：なし ■チャプター選択場面：あり ■字幕：ON/OFFあり ■画像など：画像は全体的に赤く､残像が残ります。(忍者か…) ずっと観ていると頭が痛くなるので注意。ジュディ･ガーランドの皿洗いの場面は色が暗くなって､かろうじて見えるレベル。ザッツエンタテインメントで有名なジュディの黄色の衣装と､私の好きな､ルシル・ブレマーが酒場で踊る場面の画像がきれいなので､そのために500円払ったと思えばいいかな。 500円DVD､最近ミュージカル映画に味をしめたのか､｢オズの魔法使」｢巴里のアメリカ人｣｢アニーよ銃をとれ｣(版権はいいのか)なんかを出していますね。無謀というかなんというか…


海賊キッド
PD CLASSIC　\380 ■会社ロゴ画面：なし ■チャプター選択場面：あり､他簡単なキャスト紹介など。 ■字幕：ON/OFFあり ■画像など：白黒映画ですがかなり映像はシャープです。ジャケットの後ろに小さくポスターの写真が。海賊キッド。主役かと思ってたら敵役のおっさんでした…なんだ… シンプルに纏まっててスリリングで､これぞ古きよき海賊映画という感じ。でもランドルフ・スコットちょっと華に欠けるかもしれない(エロール・フリンに比べて) ※PDCさん､とうとうオープンプライスになりました。やはり380円はキツかったか…


小公子
PD CLASSIC　\380 ■会社ロゴ画面：セルズニックスタジオの文字あり ■チャプター選択場面：あり､他キャスト紹介 ■字幕：ON/OFFあり ■画像など：白黒ですが鮮明な画像です。名子役フレディ･バーソロミュー！子役の中で英国洗練の代名詞だったそうですが。かなり原作に忠実に丁寧に仕上げてあるので､あ～これ読んだ…という場面が。あの犬も想像どおり。母上役は､ドリュー･バリモアの祖母様ドロレス・コステロ。靴磨きのディック役でミッキー・ルーニーが出ています。超！上手です。流石です。しかしディックが餞別に送ったスカーフの柄が… なんかマッチョの男がずらりと並んでる柄… そしてセドリック「最高にかっこいいよ！」本気か…?!　…すごい趣味だ…


検察官閣下
PD CLASSIC　\380 ■会社ロゴ画面：オープニング､ワーナーのマークあり。 ■チャプター選択場面：あり､他キャスト紹介 ■字幕：ON/OFFあり ■画像など：色は少々くすんでいる感じですが気にならない程度です。画像はビデオよりはずっとクリアです。 PDCはDVDジャケットのデザインがシンプルで良。裏のポスターの写真､酷い絵だよね…何あれ､バカ殿? ｢虹をつかむ男｣よりもこちらのほうが好きでした。ダニー･ケイの一人舞台の場面は苦手なんだけど毒殺の場面はなかなか秀逸。しかしダニー･ケイ軍服似合うなぁ。ヒロインのバーバラ･ベイツが正義感バリバリのちょっと気の強い美人さんでよろし。


オペラ座の怪人
PD CLASSIC　\380 ■会社ロゴ画面：なし ■チャプター選択場面：あり、他キャスト紹介 ■字幕：ON/OFFあり ■画像など：1927年ユニバーサル白黒サイレント映画。さしものPDCでも画像修復限界だったようです(割と画像に定評ある会社だけど)。エリックの部屋の場面など､黒くなって見えない場面が所々あり。音楽がちょっと緊迫感に欠けるので､アンドリューロイドウエッバーの例の曲でもかけながら観てください… 内容としてはミュージカル版と違って､原作にとても忠実に作ってあるそうです(原作ファン曰く)。なんかパイプくわえて水に潜る場面など。笑うところかと思ってた…(原作にホントにあるらしい) ラウルがエロ伯爵みたいな雰囲気で､印象悪(笑) エリックは完全に怪物で悪者扱いです。ホラーとしては正しいのかもしれません。ちょっとシバトシオに似ている気がします…


雲流るるはてに
PD CLASSIC　\380 ■会社ロゴ画面：ライオンマークあり(!) ■チャプター選択場面：あり、簡単なキャスト紹介あり ■字幕：ON/OFFあり ■画像など：何本目の｢雲流るる～｣だ…(※３本目) ３本の中では一番レベルが高いです。画像の色とシャープさはビデオ程度には良いと思います。一瞬コマが飛んだようなところが時々あるので、気になる人はなるかも。あとは字幕が意訳すぎる(コズミックのほうが良かった)のと、チャプターが20分ごとなのが難かな。この映画はショー場面メインに見るからね… ※映画ページに感想あり。


ティル･ザ･クラウズ･ロール･バイ～雲流るるはてに
CFM MEDIA　\1500 ■会社ロゴ画面：ライオンマークあり ■チャプター選択場面：あり､曲のみのシーンセレクトあり ■字幕：ON/OFFあり､英語/日本語字幕あり ■画像など： CD屋で980円で売ってたので､うっかり買ってしまいました。(2本目)　製作はアメリカの会社らしいです。画像は他社のデジタル処理したものに比べてシャープさに欠けますが､色はそこそこ鮮明です。しかし､日本語字幕がすごすぎる。まず明朝体。(読みづらい) そしてまるで中学生の英語の宿題のような日本語訳… (以下､例文…) ･「僕はその道を歩いてきた普通のアメリカ人　の子供だったかもしれない」 (←意味不明) ･「君､彼らの巣へ行けるか見てあげよう」　(↑家政婦が客に向かって…) ローストビーフは｢ロースとビーフ｣(豚と牛か…) あと「人生」を「院生」と変換間違いなど。女性・男性の話し方もメタメタで､時々男性が｢～だわ｣とか話してる。どうやらアメリカの会社内で字幕を作ってるようです。日本語て…難しいのね… もうね､画像なんかどうでも良くなってきますよ。字幕って大事。気になって入りこめないんだもの… 英語字幕はきちんとしていたので､英語教材として見てください(笑) 他に｢ロイヤルウエディング｣などもありましたが､怖くて買ってません。


夜も昼も
オフィスワイケー　\1500 ■会社ロゴ画面：なし､クレジット一部消し ■チャプター選択場面：なし ■字幕：ON/OFFなし ■画像など：ダイエーで980円で売っていたのを買いました。画像はかなり鮮明で､市販のデジタル版に近い感じ。全部再生し終わると､黒い画面になってしまいます。しかしこの会社のはジャケットがシンプルなのがいいな。伝記というよりコール・ポーター音楽を使った音楽劇ですね。私､ケーリー・グラントあまり得意でないのがわかりました…(濃いから)。｢五線譜のラブレター」よりショー場面が素晴らしいです。


ロイヤルウェディング
オフィスワイケー　\1500 ■会社ロゴ画面：なし ■チャプター選択場面：なし ■字幕：ON/OFFなし ■画像など：こちらも980円で買いました。画像はちょっと不鮮明です。レンタルビデオレベル… マスターのせいか､色が沈む場所があります。他画面は白く飛びがち。正規版までのつなぎでも､1000円以上だったら買わなかったかも。タイトルが原題なのは嬉しい。(だって恋愛準決勝戦｣て…どうよ) ※映画ページに感想あり。


二人でお茶を
オフィスワイケー　\1500 ■会社ロゴ画面：なし ■チャプター選択場面：なし ■字幕：ON/OFFなし ■画像など：ワゴン売りで980円。画像は不鮮明です。輪郭が甘く色もちと冴えない感じ。ただ｢ロイヤルウエディング｣のように暗くはないです。途中で度々､画像がスローになるのが気になります。それにしても表紙写真が何故かヴァージニア･ギブスンなのですが(笑) たぶんドリス･デイと間違えたんだな… ※映画ページに感想あり。


ジェーン･エア
ファーストトレーディング　\500 ■会社ロゴ画面：なし ■チャプター選択場面：なし ■字幕：ON/OFFなし、チャプターは10分ごと ■画像など：画像は白黒だとこんなものでしょうか。レンタルビデオよりは良いレベル､少々シャープさに欠けるかもしれませんが､拘らなければ充分のレベル。最近あちこちで見る500円DVDですが､パッケージデザインが統一されているので集めやすい気がします。オーソン･ウェルズがあまりにロチェスターにハマってて驚きました。ジョーン･フォンティンが端正で美しいです。


高慢と偏見
ファーストトレーディング　\500 ■会社ロゴ画面：なし ■チャプター選択場面：なし､10分ごとにチャプター ■字幕：ON/OFFなし ■画像など：これも白黒ですが､画像はジェーン･エアよりシャープでキレイな気がする。値段の割にそこそこ安定した映像レベルで､ラインナップも多いので､他にも買ってみる予定。伝統的美男ローレンス･オリヴィエの真骨頂です。シニカルな原作とちがって､皆いい人な感じです。


百万弗の人魚
ファーストトレーディング　\500 ■会社ロゴ画面：あり ■チャプター選択場面：なし､10分ごとにチャプター ■字幕：ON/OFFなし ■画像など：なんとMGMのレオマークありです。色は割と鮮明､画像はレンタルビデオレベルでシャープさに欠けます。全盛期のエスター･ウィリアムズの水中レビューが目白押しなので､内容を楽しむには充分。

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