●1903年夏、セント・ルイスのに住むスミス一家の次女エスター(ジュディ・ガーランド)は、隣に越して来たジョン(トム・ドレイク)を想っているのが、なかなか親しくなれなかった。ある時スミス家で開かれた兄の送別会で、エスターは、ようやくジョンと親しくなる。
ところが、エスター達の父が突然ニューヨークへ転勤を命ぜられ、一家は引越しをする事となってしまう…
ジュディ・ガーランド週間つづき。原題は「セントルイスで会いましょう」
4姉妹が出てきてお隣の青年とのロマンスが絡んでくるので
こういうタイトルにしたような感じですが。
ちなみにこの家族、5人兄妹だ。(だから何だ)
ジュディ・ガーランド、キレイなんだけど眉毛の形が楊貴妃のまゆげだ…
(昔、漢文の授業で習った。)
当時の流行りなのでしょうか、見慣れると可愛いです。
隣の青年はボーっとした顔〜と思ったら、格好良かった。
父上の家族のこと分かってないっぷりが笑える。
長女のプロポーズ(かもしれない)電話に出ちゃうパパ。
ロサンゼルスに栄転だぞー!と喜び勇んで帰ってくるも、
家族の予想外のブルーな反応に、戸惑うパパ。
5歳の末娘トゥーティが、エキセントリックな性格ですんごいカワイイ。
嬉々としてやってるのが人形の葬式だったり、パーティで
「昨日も一杯ひっかけた〜♪」とか歌ってたり(←兄の入れ知恵)。
ジュディとの『ケーキウォーク』は調子ハズレで可愛いです
引っ越す前の日、泣きながら雪だるまを打ち壊すトゥーティに涙。
ジュディの歌う「Have Yourself a Merry Little Christmas」も素敵。
予想以上にに話がバラエティに富んでいて、非常に面白いのです。
帽子コレクターのおじいちゃんのダンディーさも見逃せません。
≫DVD特典映像
・ついでに特典映像について。
メイキングにマーガレット・オブライエンが出ていてホクホクだったのですが
ちょっとジュディ寄りの作り(まぁ当然か)。
個人的にトム・ドレイクについても欲しかったなぁ…
(ああいう顔好みなので。「ワーズ・アンド・ミュージック」のちょっと痩せてた頃とか。)
しかしあのパパの歌がアーサー・フリードとは知りませんでした。
予告編でつづるジュディ物語とか(晩年の作品も見られる)
ガム・シスターズで歌うちびっこジュディも可愛かったけど、
ここでTVドラマ『MEET ME IN St.LOUIS』を。
調べたら1966年製作だそうなので、ほぼ20年後ですね。
アメリカンホームドラマらしく、観客の笑い声も入ってるよ!
あとお母さんが、どっかで見たと思ったら『上流社会』のシナトラの相手役
セレスト・ホルムでした。
10年経ってるのに、前より美人になってる…
エスターもジョンも幼馴染の設定で(原作に近いのかな)、キャラも全然違うので、
映画と別物として楽しめます。
トゥーティはこっちでもやりたい放題だけど(笑)
っつか、どうぶつ放し飼い状態…